自分自身の年干支、月干支、日干支(生まれた年・月・日に廻っていた干支)を元に、自分自身が持っている「主星」がわかります。
「主星」は、全部で10種類存在し、人それぞれどの星を持っているかは異なります。
自分の主星を知ることによって、自分自身の特性や資質・得意分野などがわかり、自分がこの世で何をやらなければいけないのか「生きる目的」がわかってきます。
このページでは、主星が現れる位置とそれぞれの内容について、勉強していきます。
(目次)
自分の持っている星の配置:陽占
自分がどんな星のもとに生まれてきたのか、自分の持っている星は「陽占」で表され、以下のように配置されています。
そのうち、十大主星として現れるのは★印と①~⑤の6つです。残りの3つは、その人の年代ごとの人生観を表しており、十二大従星として現れます。十二大従星は次回勉強します。
★伴星:生きる目的がわかるが、他人に教えてはいけない
左上の★印は、「伴星」と言い、その人の生きる目的がわかります。死ぬ際にひとつだけ持っていける星とも言われていますので、現在の生命で生きる目的を達成して、あの世にその星を伴って、持っていくようなイメージです。
ただし、伴星は決して人に教えてはいけません。
また、あまり意識しすぎると、早くに目的を達成してしまい、生きる目的を失ってしまいます。結果、短命となってしまいますので、生きる目的がわかったとしても、自然体で過ごすことが大切です。
①~⑤:自分自身の特性・資質や他人との関係性がわかる
①~⑤は、自分自身の特性・資質や他人に見せる顔、関係性を表しています。
十大主星が配置される場所によって違い、以下図のような配置となっています。
①:中央は、自分の本質
中央の①に配置されている十大主星は、自分自身・自分の本質部分を表しています。
ここに配置されている星がその人の本質を表しており、その人自身の本当の心が見えてきます。
②:親や目上に見せる顔
北の②に配置されている十大主星は、親や目上に見せる顔を表しています。
両親や師匠となる存在、会社上司などに対する行動や思いが見えてきます。
③:社会や仕事で見せる顔
東の③に配置されている十大主星は、社会や仕事で見せる顔を表しています。
会社の同僚や友人に対する行動や思いが見えてきます。
④:子供や目下に見せる顔
南の④に配置されている十大主星は、子供や目下に見せる顔を表しています。
子供たちや部下、後輩などに対する行動や思いが見えてきます。
⑤:家族や家庭内で見せる顔
西の⑤に配置されている十大主星は、家庭や家族に見せる顔を表しています。
配偶者やパートナー、身内などに対する行動や思いが見えてきます。
10種類の「十大主星」とそれぞれの特徴
十大主星とそれぞれの特徴は以下表の通りです。
この特徴と自分の陽占のどこに配置されているかを合わせて、考えていきます。
十大主星 | 特徴 |
貫索星 かんさくせい |
自立心/独立心が強い・マイペース・頑固 敵と味方を分ける・積み重ねの人生 動乱期(戦時下や政情不安定期)は活躍しにくい |
石門星 せきもんせい |
和合協調型・集団の中で自己を守る・究極的には自己の利益を優先 内剛外柔の性格・清濁併せ吞む・政治力・カリスマ性 現実力量が大きい・現実に強い |
鳳閣星 ほうかくせい |
自然主義(こだわりがない)・中庸を保つ 食通・グルメ・楽観主義・楽天家 遊び心・おおらか・人に伝える仕事に向く |
調舒星 ちょうじょせい |
反発心・反抗心・完全主義・孤独 感性で動く・繊細・神経質・芸術性 葛藤が多いと、とても温かい人間性を持つ・三大奇星のひとつ |
禄存星 ろくぞんせい |
大きな金額を回す・自分のところには貯まりにくい 広い範囲への愛情奉仕・自己顕示欲が強い・人の中心になりたい 現実への奉仕・石門星と絡むとカリスマ性が出る |
司禄星 しろくせい |
蓄積財(財力/知識)・家庭的な愛情奉仕(限定範囲) 収集家・平和を育む・最も尊い星(貴星) コツコツ生きる(飛び越してはいけない) |
車騎星 しゃきせい |
闘い・一途・一本気・短気・スピード・働き者 正直で素早い動き・動きながら考える・単純な性格 動作の遅い人になじめず、イライラする・三大奇星 |
牽牛星 けんぎゅうせい |
知的な闘い・格式を重んじる・プライドが高い・組織人 名誉/名声/地位を大切にする・出処進退を心得る 補佐役に徹する・出世する(大組織のほうがよい) |
龍高星 りゅうこうせい |
知的好奇心が強い・忍耐力がある(好奇心の強さに依る) 改良/改革/放浪性/冒険心が強い・体験学習を好む・博識 色彩感覚に優れる・先見性がある・創造と破壊の星・三大奇星 |
玉堂星 ぎょくどうせい |
机上の理論・座して学ぶ・伝統/歴史を重んじる 学問・教育・創造性・文章能力がある 純粋な学者の星・十大主星の中で最も純粋な星 |
陽占(自分の十大主星)の出し方
陽占は「才能診断」を行うことによって、出すことができます。
生年月日から出せて簡単ですので、才能診断ページから才能診断してみてください。
診断結果サンプル
生まれ持った人生観がわかる「十二大従星」
陽占の右上、右下、左下に現れる星は「十二大従星」と呼び、その人が生まれ持った人生観がわかります。次のページでは、「十二大従星」を勉強していきたいと思います。