陽占の中央、北方、東方、南方、西方に出現する十大主星は、その人の性格を強く表しています。
このページでは「石門星」が陽占の中のどの場所に現れるかによってどんな違いがあるのかを見ていきます。
基本的な十大主星の位置と性質
十大主星は、現れる位置でそれぞれ違いがあります。
中央は「自分の本質」、北方は「親や目上に見せる顔」、東方は「社会に見せる顔」、南方は「子供や目下に見せる顔」、西方は「家庭に見せる顔」となっています。
この性質を「石門星」に当てはめると、以下のようになります。
石門星は、人脈が財産になる星です。できるだけたくさんの人と交流することで、豊かな人生を送ることができます。
一度会った人とは、長く付き合うことを心掛け、他人への感謝の気持ちを忘れずに生きていけば、平穏で豊かな人生となります。
中央に「石門星」がある場合
中央は、「自分自身の本質」を表しています。
中央に石門星を持っている方は「和合性」が象徴的に現れます。
和合性とは、誰とでも親しみあって仲良くする性質です。たとえ嫌いな人であったとしても、嫌な顔をしないで付き合うことができるのが特徴的です。
石門星を中央に持つ人が魅力を発揮するのは、横社会のなかで活躍する時です。石門星の本質である仲間意識や友達感覚から、どんなグループにも溶け込むことができます。
人の輪を生かすことことが、石門星の魅力をアップさせるカギであることを忘れないようにしましょう。
北方に「石門星」がある場合
北方は、「親や目上に見せる顔」を表しています。
北方に石門星を持っている方は「政治力」が象徴的に現れます。
味方だけでなく敵も仲間に入れてしまうような統率力を持ち合わせています。仕事によっては、政治力・説得性がプラスされていきますから、カリスマ的存在になっていく場合もあります。
華やかさも持った星なので、年を重ねれば重ねるほど、じっとしていることが苦痛になっていきます。
東方に「石門星」がある場合
東方は、「社会に見せる顔」を表しています。
東方に石門星を持っている方は、「社交性」に象徴的に現れます。
相手のタイプに関係なく、敵であろうと味方であろうと上手に付き合うことができ、交流が広まっていきます。
才能があれば正当に評価し、相手を認めますので、好き嫌いの感情で判断することはありません。しかも、相手に自分の本心が見破られることはありません。
南方に「石門星」がある場合
南方は、「子供や目下に見せる顔」を表しています。
南方に石門星を持っている方は、「大衆性」が象徴的に現れます。ざっくばらんで庶民的な性格の持ち主です。
形式ばった交流ではなく、気楽な仲間づくりができ人との交流が非常に盛んになっていきます。みんなに親しまれる明るい仲間づくりが自然にできるはずです。
ただ、自分の子供に対しては、厳しくて支配的な親になりやすいので、注意が必要です。
西方に「石門星」がある場合
西方は、「家庭に見せる顔」を表しています。
西方に石門星を持っている方は、「対等意識」に象徴的に現れます。
楽しいことも苦しいことも家族全員で受け止めようとします。上下関係の意識もありませんから、親であろうと配偶者であろうと子供であろうと、忙しい時に手伝ってもらうのは、当たり前で、どんなことでも、家族全員を巻き込むことになります。