陽占の中央、北方、東方、南方、西方に出現する十大主星は、その人の性格を強く表しています。
このページでは「調舒星」が陽占の中のどの場所に現れるかによってどんな違いがあるのかを見ていきます。
基本的な十大主星の位置と性質
十大主星は、現れる位置でそれぞれ違いがあります。
中央は「自分の本質」、北方は「親や目上に見せる顔」、東方は「社会に見せる顔」、南方は「子供や目下に見せる顔」、西方は「家庭に見せる顔」となっています。
この性質を「調舒星」に当てはめると、以下のようになります。
調舒星は、特別な感性と才能を持った星です。
人とは違う感性を持っていますので、なかなか人には理解されず、孤独になることも多いです。孤独にも強くなり、自分の意志を強く持つことで、自分自身の才能が開花していきます。
中央に「調舒星」がある場合
中央は、「自分自身の本質」を表しています。
調舒星を中央に持つ人は、鋭い感性と強烈な個性を持っています。人と違った強烈な個性を持っていますので、人間関係も偏ったものになります。好きな人は好きですが、嫌いな人はトコトン嫌いです。
また、別名「芸術の星」とも言われ、完璧主義者タイプです。自分の考えに合わないと感じるこた時、理由なく、反発心が沸いてきてしまいます。
ただ、心の中はとても温かく、涙もろい人情家です。可哀そうな人をみると、一緒に泣き、一緒に笑うという側面ももっています。
孤独の中で、アレコレ空想してしまう、ひとくせあるタイプの人です。
北方に「調舒星」がある場合
北方は、「親や目上に見せる顔」を表しています。
北方に調舒星がある人は、孤独で寂しがり屋です。また、そのことを素直に言えないタイプです。意地を張ってしまって、へそ曲がりな対応をしてしまいます。
一人でできる趣味を持っていると、晩年、寂しい思いをしなくて済みます。
東方に「調舒星」がある場合
東方は、「社会に見せる顔」を表しています。
仕事の面で、強い個性が出てきます。仕事で文句を言われると、強引に突っかかっていきます。
協調性もなく、妥協することも苦手ですが、本当に意気投合できる人を見つけると、とても親密な関係性を築くことができます。
南方に「調舒星」がある場合
南方は、「子供や目下に見せる顔」を表しています。
幼少期から特殊な才能をもっており、なるべく早く見つけることができると、良い結果が生まれてきます。
好きなことに取り組み続けることで、ユニークな創造性を発揮することができます。
西方に「調舒星」がある場合
西方は、「家庭に見せる顔」を表しています。
自分の内面に自分自身の世界観を持っていると、素晴らしい結果が生まれてきます。
ただ、世界観や個性が強すぎると、家族の中でも煙たがられてしまいます。歳をとると、段々と孤独になっていきますので、気を付けましょう。