エクセルでChatGPTを利用する方法のひとつにエクセルのアドイン機能「ChatGPT for Excel」を利用する方法があります。
このページでは「ChatGPT for Excel」で使えるエクセル関数について、説明しています。
利用設定方法は、以下のページをご覧ください。
(目次)
AI.ASK(質問する)
AI.ASKは、ChatGPTに対して質問する関数です。
使い方は「=AI.ASK()」のカッコ内に質問したい内容・セルを指定します。
AI.LIST(リスト形式で回答をもらう)
AI.LISTは、回答結果がいくつかあって、箇条書きのような形で回答をもらいたい時に使用します。
「アメリカで人口の多い都市を5つ教えて」みたいに5つの回答結果が出る質問を投げかける時に使用します。
「AI.LIST()」のカッコ内に質問したい内容・セルを指定します。(イメージ図の左部分)
AI.FILL(パターンを予測して表示する)
AI.FILL()は、出力パターンをいくつか指定し、そのパターンに沿って結果を表示する時に使用します。
先ほどのアメリカで人口の多い都市5つの回答結果に対して、
1位:California、2位:Texas とパターンを作っておけば、3位以降は、ChatGPTが予測して、結果を表示してくれます。
=AI.FILL(表示してほしいパターンのセルを指定,これから表示する値が入ったセルを指定)
のような形で関数を設定します。(イメージ図の右部分)
AI.EXTRACT(指定フォーマットの文字を抽出する)
AI.EXTRACT()は、文字列の中から、指定したフォーマットの文字を抽出する時に使用します。
文字列の中から、数字のみを取り出したい場合は、”数字”と指定すれば、抽出することができます。
AI.FORMAT(指定フォーマットで表示する)
AI.FORMAT()は、値を指定したフォーマットで表示するときに使用します。
値を四捨五入したい時は、”四捨五入した結果を教えてください”のように指定します。
AI.TRANSLATE(他言語に翻訳する)
AI.TRANSLATEは、他の言語に翻訳したい時に使用します。
英語に翻訳したい場合は、”English”と指定します。