前回は、生まれた年・月・日の十二支の関係性から、その人の先天的な運勢について、ご一緒に学んできました。
今回は、生まれた年・月・日の十二支と、十年ごと・一年ごとに巡る十二支との関係性から、後天的な運勢を見ていく方法を、学んでいきます。
生まれた後の運勢を見つめていくと、過去の出来事と照らし合わせる手がかりにもなりますし、これからの未来がどのように展開していくのかを、静かに見渡すこともできます。
ご自身が持っている十二支がご不明な方は、才能診断ページからご確認いただけます。
干支とは何か / 十二支から季節感や時間概念を捉える もあわせてご覧ください。
後天的な運勢を見る
後天的な運勢は、自分が生まれた年・月・日の十二支と、十年ごと・一年ごとの十二支との関係性から、位相条件として表れます。
そして、西方・中央・東方のどこに位相条件が現れるかによって、その意味が異なってきます。
- 西方:過去・結果
- 中央:現在・自分
- 東方:未来・前進
それぞれの位置に現れる位相条件の種類と組み合わせて、運勢を読み取っていきます。
十年ごとの運勢 ― 大運
人の一生には、十年ごとに干支(十干と十二支の組み合わせ)が割り当てられています。十年ごとの十二支と、自分自身の十二支を掛け合わせることで、十年ごとの運勢を見ていくことができます。
十年ごとの運勢を「大運」(たいうん)と呼びます。大運は、無意識のうちに行動してしまうような、精神的な領域を表しています。まずは、人生の大きな流れを、この大運から感じ取っていきましょう。

大運を見れば、その十年間の大枠の雰囲気が見えてきます。良くない傾向の条件が表れている場合には、心に留めて、日々の行動の参考になさってください。
一年ごとの運勢 ― 年運
大運が十年ごとの大きな流れを表すのに対し、一年ごとの運勢は「年運」(ねんうん)と呼ばれます。
年運は、毎年の十二支と、自分自身の十二支を掛け合わせて読み取ります。意識を持って、具体的に行動していく、肉体的・現実的な領域を表しています。

まず大運で、その十年の大枠を捉え、心の方向性を整える。そのうえで、具体的な行動については、年運を手がかりに見つめていく。そんな流れで読んでいくと、ご自身が、どのように歩んでいけばよいのかが、より見えやすくなるはずです。
後天的運勢の読み方の例
大運・年運は、次のように表されます。
- 自分の年支・月支・日支と、十年ごとの十二支を掛け合わせれば「大運」
- 自分の年支・月支・日支と、一年ごとの十二支を掛け合わせれば「年運」

読み解きの例
たとえば、二〇一四年からの十年間の大運に、中央(自分)に「半会」があるとします。さらに、二〇二二年の年運を見ても、中央に「半会」がある。すると、二〇二二年は、何か大きなものに出会う一年であった、と読み取れます。
未来に目を向けて、二〇二三年は、中央に「破」があるとします。「破」は、心の葛藤を意味します。この一年から、心の揺らぎがいくつも訪れる時期となるのかもしれません。
二〇二四年からの大運には、中央に「南方害」、東方に「半会」があるとします。南方害は、心臓や小腸にまつわる病を示しますので、何か気にかかることがあれば、すぐに病院へ行かれることをおすすめします。
東方は、未来や仕事を意味します。東方に半会があれば、この十年は、よい出会いや仕事に恵まれる可能性が高い時期となります。先天運勢で実直さが示されていれば、これからも実直に仕事に向き合いつつ、よいご縁を大切に育てていく ― そんな歩み方が見えてきます。
ご自身の大運・年運をご確認になりたい場合は、才能診断ページから、生まれた年からの大運・年運をすべてご確認いただけます。
サンプルの大運・年運は、陰陽五行を学ぶのページにも掲載しています。
位相条件の種類
運勢を表す位相条件は、たくさんあります。
全部で十四種類存在し、左に行けば行くほどよくない「分離条件」、右に行けば行くほどよい「融合条件」となります。

分離条件 ― よくない傾向
よくない傾向の分離条件は、次の六種類があります。表の上にあるものほど激しい条件となりますが、よくないことを事前に意識しておくことで、災いを避けることもできます。
| 分離条件 | 特徴 |
|---|---|
| 天剋地冲 | 最も激しい分離条件。心が壊れ、現実も激しく壊れる。改良方法は距離を取ること、攻撃しないように意識を保つこと。一般的にビジネスパートナーとしては避けるべき |
| 納音 | 心はとても信じ合えているのに、現実が激しく壊れる。改良方法は、何があっても信じ続けること。ある種の因縁関係 |
| 冲 | 行動が大きいほど、破壊現象も大きい。多くの人は手堅く用心深い人生となる。無形(学者・芸術家・宗教家など)を求めることで大成する要素あり |
| 害 | 病気になりやすい |
| 天頂害 | 三焦(おなか全般あたり) |
| 中央害 | 脾臓 |
| 北方害 | 腎臓、膀胱 |
| 東方害 | 肝臓、胆のう |
| 南方害 | 心臓、小腸 |
| 西方害 | 肺、大腸 |
| 刑 | 本人以外との衝突、トラブルが起こる |
| 庫気刑 | 祖父母・両親・上司・先生 |
| 旺気刑 | 仕事先・友人・仲間・同僚 |
| 生貴刑 | 子供・孫・部下・生徒 |
| 自刑 | 配偶者・補佐役 |
| 破 | 心の葛藤、内面のゆらぎが起こる |
位相は、人との相性にも応用できます。なんとなく気が合わないと感じる相手とは、位相条件がよくないのかもしれません。
融合条件 ― よい傾向
よい傾向の融合条件は、次の八種類があります。ご自身の十二支に、別の方の十二支を組み合わせて、よりよい条件をつくっていくこともできます。十二支の置物などを身近に置いておくのも、よい働きをもたらしてくれます。
| 融合条件 | 特徴 |
|---|---|
| 比和 | 同じ十二支の組み合わせ。よい条件だが、辰・午・酉・亥の四つは、自刑(トラブル)が優先される |
| 律音 | とても心地よく、スムーズに、安全に融合していく |
| 支合 | 堅実、安定、無理のない行動。ストレスはない。スケールの大きさはないが、最も安定した融合条件 |
| 半会 | 三合会局から一つが欠けた組み合わせ。大きく現実離れを起こす要素を持つ。活躍は大きいが、物事の手段・方法に弱点を持つ |
| 大半会 | 激しく融合し、現実世界で異次元の成功をおさめる |
| 三位 | 横広がりの人生(同方向・同世界)。一つの職種に絞ることで大成する。一つの分野・仕事の拡大で成功する |
| 三合会局 | 完成された姿を持つ、完璧な人・状態 |
| 大三合会局 | 一般常識では計り知れない融合が起こり、現実世界で超異次元の成功をおさめる |
ご自身の十二支と、ほかの方の十二支を組み合わせていくことで、よい条件を生み出していくこともできます。相性のよい方を見つけるための手がかりとして、活用なさってください。
ご自身の大運・年運の確認方法
ご自身の大運・年運は、「才能診断」を行うことで、ご確認いただけます。
生年月日からお出しできますので、才能診断ページから、ぜひお試しください。生まれた年から現在まで、ご自身の運勢の流れを、一望していただけます。




