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🜍陰陽五行・在り方

干支とは何か ― 十干と十二支の組み合わせで成り立つ暦

2023年5月19日

干支は、十干と十二支のふたつから成り立っています。十干と十二支、それぞれが五行と陰陽に対応し、組み合わさって六十通りの干支暦をつくり出します。生まれた年・月・日の干支から、その人の運命を読み解く道筋を学びます。

干支とは何か ― 十干と十二支の組み合わせで成り立つ暦

干支(えと)と聞くと、子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥という十二支を思い浮かべる方が多いかもしれません。

けれど、本来、干支の「干」(かん)と「支」(し)は、別のものです。

「干」は、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の十種類。 「支」は、十二支の子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥にあたります。

「干」と「支」が合わさって「干支」となります。本来の干支は、たとえば「甲寅」「丙午」のように、ふたつの文字が組み合わさった姿で表されます。

このページでは、それぞれの「干」と「支」が、五行のどれに配当されるのか、そして陰陽との組み合わせについて、ご一緒に学んでいきます。

「干」は十種類 ― 十干

「干」は、十種類存在し、十干(じっかん)と呼ばれます。

十干の一つひとつには、五行と陰陽が割り当てられています。

十干 読み 五行 陰陽
こう
おつ
へい
てい
こう
しん
じん

「干」と「支」を組み合わせる

十二支にも、同じように五行と陰陽が割り当てられています。十干と組み合わせると、次のような対応になります。

十干 五行 陰陽 十二支
甲(こう)
乙(おつ)
丙(へい)
丁(てい)
戊(ぼ) 辰・戌
己(き) 丑・未
庚(こう)
辛(しん)
壬(じん)
癸(き)

十干と十二支のそれぞれに陰陽の組み合わせがあることで、干支はより豊かな表情を持つようになります。

陽同士・陰同士を組み合わせて、暦が成り立つ

「干」と「支」を、陽は陽と、陰は陰と組み合わせていくと、全部で六十通りの干支ができあがります。この六十の干支が、ひとつの大きな円のように巡って、暦となっていきます。

六十干支の表

陽と陽、陰と陰を組み合わせて、合計六十の干支ができあがる。その六十の干支を、年・月・日それぞれに、順に割り当てていきます。

干支は、年・月・日のそれぞれに存在する

干支は、年・月・日のそれぞれに存在しています。

  • 年の干支は、年干支(ねんかんし)
  • 月の干支は、月干支(げっかんし)
  • 日の干支は、日干支(にっかんし)

その年、その月、その日に、それぞれ固有の干支がつけられています。

ご自身の生まれた年月日の干支を調べたい場合は、CASIO 干支カレンダーが便利です。

干支の年月日対応

還暦は、干支がひとめぐりするお祝い

年干支は、六十年でひとめぐりします。

「還暦」という言葉は、生まれてから元の暦に還る、という意味で、六十歳のときにお祝いされます。赤いちゃんちゃんこを身につける慣習も、干支がひとめぐりして、再び赤子に還ったことを表している、と言われています。

生まれた年・月・日の干支に、運命が表れる

生まれた年、生まれた月、そして生まれた日。そのそれぞれに、固有の干支があります。

陰陽五行では、その生まれた年・月・日の干支から、その人が生まれ持った個性、能力、そして生まれてきた目的・お役目を導き出していきます。そこに、よりよい人生を歩むためのヒントが、静かに記されているのです。

次は、十干それぞれのイメージや個性について、ご一緒に学んでいきます。

十干には、それぞれに自然のイメージが割り当てられています。生まれた日の日干から、その人が生まれ持った個性、つまり精神的な面が、少しずつ見えてくるはずです。


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