このページでは、スティーブン・R.コヴィーさんの「7つの習慣」の内容をもとに、7つの習慣を自分のものにするために大切なことを考えていきます。
マンガも入れてわかりやすく書かれている「13歳から分かる! 7つの習慣 自分を変えるレッスン」も参考にしていますので、詳しく読みたい方はご参照頂ければ幸いです。
(目次)
7つの習慣とは?
「7つの習慣」とは、アメリカの作家、スティーブン・R.コヴィーさんによって書かれた本で、成功を手に入れ、充実した人生を送るための方法を紹介しています。
ただ、ここで言う「成功」とは、お金持ちになるとか、仕事で出世するみたいな表面的な成功ではありません。
人それぞれ、人生において大切だと思うことは違いますので、その大切なことは何かを見極め、実際に実行することで、心の底から充実感を得ることを、コヴィーさんは本当の「成功」と呼んでいます。
スティーブン・R.コヴィーさん
本当の成功を手に入れるためには、人格を磨かなくてはいけない。
そして、わたしたちの人格は、習慣によってつくられる。
7つの習慣の前に考えることが2つある。
第1の習慣 | 主体的である |
第2の習慣 | 終わりを思い描くことから始める |
第3の習慣 | 最優先事項を優先する |
第4の習慣 | Win-Winを考える |
第5の習慣 | まず理解に徹し、そして理解される |
第6の習慣 | シナジーを創り出す |
第7の習慣 | 刃を研ぐ |
7つの習慣を自分のものにするために必要なことが2つあります。このページでは、その2つ「パラダイムシフト」と「インサイド・アウト」について、考えます。
7つの習慣は、それぞれ個別のページで考えていきます。
パラダイムシフトで自分を変える!
”7つの習慣”を自分のものにするために必要なことの1つ目は「パラダイムシフト」です。
パラダイムは「ものの見方」という意味ですので、日本語で言うと「ものの見方をシフトする」「ものの見方を変える」という意味になります。
すべての人の見方は違う!
わたしたちは、ひとりひとり、違った親から生まれ、違った環境で育ち、違った人たちに囲まれ、違った経験を積み重ねています。
その時々に感じ・考えたことから、その人独自のものの見方を作りながら成長していきます。
独自の見方ですので、人それぞれ違うのが当たり前ですが、人は自分の見方が「本当の姿」だと思い込んでしまいます。
パラダイムをシフトし、自分の行動・結果を変える!
人は、以下図のようにパラダイムを形成していきます。
自分の過去の経験・結果から、パラダイムを形成しており、そのパラダイムをもとに行動の判断をしていきます。そして、その行動の結果から、また、パラダイムを形成します。
今、人生がうまくいっていると実感できているなら、そのままでよいのですが、うまくいってないなぁと感じるなら、どこかを変えるしかありません。
変える部分は、ものの見方(パラダイム)です。パラダイムを変えれば、行動も、結果も変わってきます。
自分自身がなりたい姿(原則)にパラダイムシフトを!
パラダイムシフトは、自分自身が「こうありたい!」と願っている姿(原則)にシフトすべきです。
「どんな時も誠実でありたい!」「誰にでも公正でありたい!」「世の中に貢献したい!」「自分の可能性を追い求めたい!」など、いろいろとあります。
自分自身が「こうありたい!」と思う姿にパラダイムシフトすることで、今後、大きな成功を成し遂げ、幸せで充実した人生を過ごすことができます。
インサイド・アウトで自分から変える!
”7つの習慣”を自分のものにするために必要なことの2つ目は「インサイド・アウト」です。
「インサイド」は自分の内側、「アウト」は周りの環境や相手を意味しています。
「インサイド・アウト」とは「自分の中でパラダイムシフトを起こして、周りの環境や相手を変えていく」ということです。
まずは、自分自身を変えて、周りの人たちに影響を与えて、変えていきます。
まずは自分が変わってみる!
うまくいかないときは、周りの環境のせいにしてしまいがちです。ただ、周りが変わって欲しいと願っていても、周りが変わってくれることは中々ありません。
周りのせいにしていても、ずっとうまくいきませんので、まずは、自分自身を変えてみましょう。そうすれば、周りも少しずつではありますが、確実に変わっていきます。
まとめ
「パラダイムシフト」でものの見方を変える
「インサイド・アウト」で自分の内側から変える