陽占の、北東、南東、南西に出現する十二大従星は、人間の一生を表しております。
人間が誕生する前の前世（胎児の時代）から、後世（死後のあの世の時代）までを十二の星に分け、人生の初年期、中年期、晩年期にどんな星が廻ってくるかで、人間一生を見ていきます。
人生の初年期、中年期、晩年期とは、以下の時期を表しています。
| 初年期 | 生まれてから、２０歳くらいまで（働く前の時期） |
| 中年期 | ２０歳くらいから６０歳くらいまで（働いている時期） |
| 晩年期 | ６０歳くらいから死ぬまで（働いた後の時代） |
このページでは十二大従星「天南星」が陽占の中のどの場所に現れるかによってどんな違いがあるのかを見ていきます。
基本的な十二大従星の位置と性質
十大主星は、現れる位置でそれぞれ違いがあります。
北東は「人生における初年期」、南東は「人生における中年期」、南西は「人生における晩年期」となっています。
天南星はどんな星？
天南星は、これから大人の仲間入りを迎える成人前後の時代です。
青年らしい夢や希望にあふれています。目標へ向かってストレートに突き進みますので、一本気の性格となり、外部に対して自分の考えを押し付けてしまうこともあります。
自分の考えに合わないものは、攻撃してしまう傾向がありますから、たびたび反感を買ってしまいます。
ただ、まだ大人になり切れておらず、精神的にもろい部分もありますので、一度崩れると立ち直るのに時間がかかります。
エネルギーの使いどころを上手にコントロールすることができれば、大きな成功を収めることができます。
北東に「天南星」がある場合
北東は「初年期の時代」を表しています。
子供時代に大人間近の星が廻っていますので、大人のような観察力・批判力が備わっている子供になります。白黒ハッキリつけたい性格になりますので、思い通りにならないと、喧嘩になることもあります。
強いエネルギーを上手に生かすことができれば、この先の人生も開けていきます。
南東に「天南星」がある場合
南東は「中年期の時代」を表しています。
働き盛りにエネルギー溢れる星が廻っていますので、活気あふれた中年期を過ごすことができます。
リーダーシップもあり、チャレンジ精神も持ち合わせていますから、どんな場所でも、能力を発揮することができます。
南西に「天南星」がある場合
東方は「晩年期の時代」を表しています。
肉体的には、年老いていますが、精神は、若さ溢れています。老いを感じさせない老人となっていきます。
若い人たちとも、違和感なく付き合うことができいますが、説教ばかりしていると、敬遠されてしまいます。若者と同じ目線で、働き続けるとよいでしょう。
