このページでは、前回の十大主星に引き続き「十二大従星」について勉強します。
「十二大従星」は陽占の右上、右下、左下に現れる星で、その人が生まれ持った人生観がわかります。
(目次)
自分の持っている星の配置:陽占
自分がどんな星のもとに生まれてきたのか、自分の持っている星は「陽占」で表され、以下のように配置されています。
そのうち、十二大従星として現れるのはA・B・Cの3つです。
人生を3つに分けて、人生を考える
A・B・Cは、自分自身の人生の一部分の人生観を表しています。
十二大従星が配置される場所によって違い、以下図のような配置となっています。
それぞれの時代において、どんな考えを抱きながら過ごしていくのか、どんなことをやっていくべきなのか、時代ごとに切り取って感じることができます。
A:右上は、初年期
右上は、初年期を表しています。
初年期とは、働く前の時代をいい、主に学生時代の人生イメージが見えてきます。
B:右下は、中年期
右下は、中年期を表しています。
中年期とは、働いている間の期間をいいます。年齢での区別ではなく、自分でなにかの活動をして働いているかどうかで区別しますので、年齢を重ねたとしても働いていれば、中年期に該当します。
中年期は、働いている時代の人生イメージが見えてきます。
C:左下は、晩年期
左下は、晩年期を表しています。
晩年期とは、働いた後の時代をいい、隠居後の人生イメージが見えてきます。
12種類の「十二大従星」とそれぞれの特徴
十二大従星とそれぞれの特徴は以下表の通りです。
この特徴と自分の陽占のどこに配置されているかを合わせて、考えていきます。
十二大従星 | 特徴 |
天報星 てんぽうせい |
【胎児の時代】 未知の可能性・変転・変化・わがまま・敏感・察知が早い 多芸多才だが器用貧乏が弱点・一芸に絞るとよい |
天印星 てんいんせい |
【赤子の時代】 受け身の社交性・ユーモアがある・人に好かれる 純粋性を持っている・跡継ぎとなり役目を果たす |
天貴星 てんきせい |
【幼児の時代】 魂が入る・自己形成・直で正直・努力家 応用力が弱い・金銭物質に執着なし・古いものが好き |
天恍星 てんこうせい |
【青少年の時代】 内面と外面のギャップ・家出癖がある・現状からの脱皮 常識外れ・男女関係が順当にいかない・芸能の星 |
天南星 てんなんせい |
【青年の時代】 反骨精神・批判力・冒険・希望・怒り 肉体の強さ・たくましさ・シャイ・人生の目的を一つにするとよい |
天禄星 てんろくせい |
【壮年の時代】 堅実・誠実・実直・補佐役(専務・常務格) 化学・薬学・医学に向く・常に中庸・人生は崩れにくい |
天将星 てんしょうせい |
【家長の時代】 わがまま・頑固・自己主張が強い・現実に強く情熱的 中途半端がない・アンバランスの環境で吉 |
天堂星 てんどうせい |
【老人の時代】 相談役・まとめ役・調停役・引っ込み思案・地味 年齢を経て良さが出る・出会いが少ない・派手を嫌う |
天胡星 てんこせい |
【病人の時代】 空想/夢を見る・直感力が強い・芸術・自分の醜さを隠そうとする 現実に弱い・金銭物質への執着はない |
天極星 てんきょうせい |
【死人の時代】 差別しない純粋性・お人好し 技術者・学者・宗教家・哲学・医学に向く・未来を予測(霊感) |
天庫星 てんくらせい |
【入墓の時代】 墓守の星・心情をはっきりさせたがる・白黒つける 一本気・頑固・分類/分析に強い・一芸に専念して成功する |
天馳星 てんそうせい |
【あの世への旅立ち】 大器に見える・ 仲間が多く居る事で安心・自分のペースに引き入れる 感性・閃き・最大の動(肉体)と最大の静(精神) |
それぞれの従星が表す人生地点
陽占(自分の十二大従星)の出し方
陽占は「才能診断」を行うことによって、出すことができます。
生年月日から出せて簡単ですので、才能診断ページから才能診断してみてください。
診断結果サンプル
位相法は、世の中を生きやすくするための処世術
年支、月支、日支(生まれた年・月・日の十二支)の関係から、先天的な運勢(生まれ持った運勢)を見ることができます。
次回は、先天的な運勢を見る位相法について、勉強したいと思います。