このページでは、スティーブン・R.コヴィーさんの「7つの習慣」をもとに、7つの習慣を自分のものにするために必要なことを考えていきます。
このページは、第1の習慣「主体的である」です。
最初のページに7つの習慣を自分のものにするために大切なことを書いています。まだ、お読みになっていない場合は、そちらも参照頂けると、うれしいです。
第1の習慣「主体的である」
第1の習慣は「主体的である」です。
でも「主体的である」とは、いったいどういうことでしょう?改めて考えてみると難しいですね。
自分の意思を持って行動する=主体的
人は生きているとさまざまな刺激を受けます。
嫌なことを言われたらカッとなったり、好みの商品があったら欲しくなったり、美味しそうなものがあったら食べたくなったり・・・と、さまざまです。
そういった刺激をもとに、すぐ行動してしまうことを「反応的な行動」と言います。自分の意志で行動するというより、刺激に対して、反応しているだけの状態です。
それに対して「主体的な行動」とは、自分の意思を持って行動することを言います。
何かの刺激があったとしても、反応的にすぐ行動してしまうのではなく、一時停止ボタンを押して、その後の行動を考えてみましょう。
ワンクッション置いて考えるだけで、自分の意思を持って行動していますので「主体的な行動」となります。
自分の力で変えられることに注力する
ものごとには「自分で変えられること」と「自分では変えられないこと」があります。
図で表すとこんな感じで、自分の関心事が外側の大きな円で、自分が影響を及ぼせる範囲が内側の小さな円です。外側の円を「関心の輪」、内側の円を「影響の輪」と言います。
そして、人は影響の輪の外の「自分では変えられないこと」を気にしてしまい、時間を使ってしまいがちですが、結局、自分では変えられないので、状況はよくなりません。
「主体的である」状態にするには、影響の輪の中の「自分で変えられること」に注力すべきです。
「影響の輪」の内側に注力して、多くの時間を使っていけば、自分で自分をコントロールして、「主体的である」状態に近づいていきます。
「影響の輪」を広げていったこんな感じです。
主体的に行動できるよう「影響の輪」を大きくして、「影響の輪」の中のことに注力していきましょう!
自分との約束を守る!
主体的に生きるためには、自分を律する力が必要です。「自分との約束を守る」ことを心掛けましょう。
自分自身を信頼し「自分は自分との約束を守れる人間だ!」ということが感じることができれば、主体的であるための土台を作ることができます。
これは、この先の習慣を学ぶための基礎になりますので、ぜひ、自分自身を律し、自分自信で決めた約束は守っていきましょう。