増上寺は、江戸城(現在の皇居)の裏鬼門の方角に配置され、東京の街を守護しています。
鬼門・裏鬼門とは?
鬼門・裏鬼門とは、鬼が出入りする方角と言われており、大変縁起の悪い方角となります。
鬼門の方角は、北東で、「艮(うしとら)」の方角で、
裏鬼門は、南西で「坤(ひつじさる)」の方角となります。
増上寺の風景
江戸の街は、比叡山で天台密教を極めた天海が設計したことで知られています。
鬼門にあたる北東の方角には、寛永寺と神田明神を配置し、裏鬼門にあたる南西には、日枝神社と増上寺を配置しました。
増上寺には、2代将軍 徳川秀忠を葬って徳川家の菩提寺としております。