このページでは、DAOについて、だれでも簡単にわかるようにパワポ資料一枚で、説明しています。
一緒にDAOについて勉強していきましょう!
DAOとは?
DAO(ダオ)とは、日本語で「分散型自律組織」となり、組織を構成するメンバー全員が意思決定に携わることで、自律的に運営している組織のことです。(DAO:Computer Security Incident Response Team)
意思決定方法は、合議制!
既存の株式会社は、会社の中に社長や役員、部長レベルなど上層部がある程度の意思決定を行います。社員は、上層部での意思決定事項を指示されて、仕事をする「トップダウン」のスタイルが一般的です。
対して、DAOには、上層部にあたる人が存在せず、すべての参加者は同じ扱いとなります。意思決定も全員での合議制となります。
合議は、ガバナンストークンを保持してれば、誰でも参加できます。
情報は、全員に公開される!
既存の株式会社の場合は、上層部のみ知っている会社情報がたくさんありますが、DAOの場合は、意思決定を全員で行うため、DAO内の情報も全員に公開されます。
参加も自由!
DAOは、自由に参加できます。
既存の株式会社は、試験や面接を経て合格しなければ、参加(入社)できませんが、DAOは、インターネット環境さえあれば、だれでも自由に参加できます。
有名なDAO |
山古志DAO |
MakerDAO |
Nouns DAO |
報酬は、ガバナンストークンがもらえる!
DAOの報酬はガバナンストークンでもらえます。
ガバナンストークンを持っていれば、DAO内の意思決定の合議に参加できますし、DAO自体の価値が高まれば、ガバナンストークンの価値も高まります。
参加者は、DAOの価値が高まるように活動するようになっていきので、参加者の活動モチベーションがあがりやすい報酬となっています。
これは、既存の株式会社で、株式を報酬として付与する「ストップオプション」の考え方に似ています。
ストックオプションは、株式を一定の価格で従業員に付与し、従業員が株式の価格(会社の価値)を高めるように働きかける仕組みです。株式の価格が高まれば高まるほど、従業員はより多くの利益を出すことができます。
ガバナンストークンも同じ考え方で、参加者の活動モチベーションを高めています。