陰陽五行の世界
陰陽五行・在り方

【陰陽五行とは?】陰陽五行を学べば、今後の人生を改良するヒントが得られます!

陰陽五行とは?

陰陽五行とは、「陰陽論」と「五行論」の2つの考え方から成り立っています。

昔は、戦争に勝つための軍略に用いられていましたが、現在、日本では、戦争は起こっていませんので、世の中をうまく生きやすくするための処世術として、活用されています。

とらくん
とらくん
陰陽五行を学ぶと何かいいことがあるの?
毘沙門天さん
毘沙門天さん
自分自身が持ってる才能や生きる目的がわかるよ!陰陽五行がわかると世の中が生きやすくなるんだ!

 

陰陽論?

陰陽論とは、古代の東洋哲学で、中国殷の時代の「陰陽論」と春秋戦国時代の「万象学」が骨格となっています。

自然界のすべてのもの・森羅万象を「陰」と「陽」のふたつの要素でとらえます。

「陰」と「陽」は、優劣や良し悪しではなく、ふたつが対になっているから価値があると考えられています。どちらかが存在しないと、もう片方も存在しないので、ふたつが揃って、意味があります。

うまくん
うまくん
すべてのことを陰と陽の2つの要素で捉えるって、神秘的!

 

五行論?

五行論とは、自然界にあるものを木性・火性・土性・金性・水性の五つに分類した考え方です。

天上の世界には五惑星、地上の世界には五元素、地球は五大陸・五海洋、肉体は五臓、方角は、東西南北中央の五方向・・・というように、自然界にあるものを五つの要素に分類します。

性質 方角 本能 臓器
木性 守備本能 青・緑 肝臓
火性 伝達本能 心臓
土性 中央 引力本能 脾臓
金性 西 攻撃本能
水性 習得本能 腎臓

 

五行論では、この五つの性質をベースに「十干」「十二支」という概念を用い、それぞれの性質イメージを形成していきます。

へびくん
へびくん
なんだか複雑になってきたなぁ・・・
毘沙門天さん
毘沙門天さん
そうだね。まずは、5つそれぞれの方角に人間の本能、性質、色が割り当てられてることがわかれば大丈夫!それを「十干」「十二支」でイメージしやすくしていくよ!

 

「十干」は空間・精神を表す

「十干」は、空間や精神を表しています。甲(こう)乙(おつ)・・・という名称で表現しています。

それぞれの干には、解釈や空間イメージが付されており、

・甲木(こう)なら、どっしりとした大木・まっすぐ立っている

・乙木(おつ)なら、地面に生えている草、曲がりくねってて簡単には折れない

みたいなイメージを持つことができます。

十干 読み方 解釈・空間イメージ 性質 陰陽
こう 巨木・大木・樹木 木性
おつ 草木・枝・苔
へい 明暖 太陽・巨火・強烈光 火性
てい 孤明 灯火・ロウソク・火薬
不動 山岳・高山・山脈 土性
広平 平地・田畑・広場
こう 鋭剛 岩石・鉄鉱石・剣 金性
しん 柔鋭 宝石・小石・砂利
じん 流動 大海・大河・塩水 水性
暗流 雨露・雲・真水
とらくん
とらくん
「十干」は自然にあるものなんだね!
毘沙門天さん
毘沙門天さん
そうなんだ!十干それぞれに自然空間を割り当てて、干の世界観をイメージしていくんだよ!

 

「十二支」は時間・現実を表す

対して、十二支は、時間や現実を表しています。子丑寅宇辰巳・・・というお馴染みの干支(えと)で、表現しています。

十二支それぞれに対して、方向や季節感、時間概念を割り当てています。

十二支 読み方 性質 方向 季節
水性 真冬
うし 土性 晩冬
とら 木性 初春
木性 仲春
たつ 土性 晩春
火性 初夏
うま 火性 真夏
ひつじ 土性 晩夏
さる 金性 西 初秋
とり 金性 西 仲秋
いぬ 土性 西 晩秋
水性 初冬
うまくん
うまくん
十二支は季節と方角をイメージするんだね!
毘沙門天さん
毘沙門天さん
時間も表しているよ。子が夜中の0時、午が昼の12時(正午)だよ。十二支それぞれがどの季節感なのかを知っておいたらいいよ!

 

陰陽五行の活用方法(今後の人生を改良するには?)

陰陽五行を学ぶことによって、自分自身は、どんな特性や資質を持っていて、そもそも何のために生まれてきたのか?今後、どのように行動すれば生きやすくなるのか?を知ることができます。

次のページでは、とらくんの陰陽五行表を使って、とらくんの持っている特性・資質・生きる目的を解説します。今現在、生きることに悩んでいる方は、一緒に学んでみませんか?

【とらくんの陰陽五行表】