陽占の中央、北方、東方、南方、西方に出現する十大主星は、その人の性格を強く表しています。
このページでは「鳳閣星」が陽占の中のどの場所に現れるかによってどんな違いがあるのかを見ていきます。
基本的な十大主星の位置と性質
十大主星は、現れる位置でそれぞれ違いがあります。
中央は「自分の本質」、北方は「親や目上に見せる顔」、東方は「社会に見せる顔」、南方は「子供や目下に見せる顔」、西方は「家庭に見せる顔」となっています。
この性質を「鳳閣星」に当てはめると、以下のようになります。
鳳閣星は、自然体で生きていく星です。
鳳閣星を持つ人は、楽しいことを見つけて生きていくのが上手です。自然体で無理をせず、余裕を持って生きていくことができます。
中央に「鳳閣星」がある場合
中央は、「自分自身の本質」を表しています。
鳳閣星の本質は、自然体で中庸を保つ冷静な心です。どちらかに偏ったり、情に流されたりすることはありませんので、場合によっては、一見冷たい人に見られるかもしれません。
ただ、大変優しく、無邪気でおおらかな自然児です。あくまでも自由に生きたいタイプですから、行動を規制されると苦痛になってきます。
自分の生活リズムを持っていて、干渉されないで生きていける人です。
北方に「鳳閣星」がある場合
北方は、「親や目上に見せる顔」を表しています。
鳳閣星は、長寿の星とも言われます。
歳をとっても、自由でありたい。食べたい時に食べ、寝たい時に寝る、という気ままな生活をしていきたいと思っています。心の中は、ゆったりとおおらかですが、内面は勝気なところもあります。
東方に「鳳閣星」がある場合
東方は、「社会に見せる顔」を表しています。
遊び心が強くでてきます。仕事も遊び心を持ちながら、工夫できる人です。
見方によっては、不真面目に見えたりする場合もありますが、真面目に楽しく仕事をしています。感情的にならず、常に公平な判断ができるタイプでもあります。
南方に「鳳閣星」がある場合
南方は、「子供や目下に見せる顔」を表しています。
自然体で自由な生き方を望む人です。生涯食べることに困らない宿命を持っていますので、ボーっとしていると怠け者になってしまいます。
とてもおおらかで、寛容な人ですので、困難にぶつかっても、楽しみながら生きていくことができます。
西方に「鳳閣星」がある場合
西方は、「家庭に見せる顔」を表しています。
広い趣味を持つ人になります。なにかをやりたいと思えば、トコトンやりますが、やりたくないと思って、飽きてしまったら、全然やらなくなります。
家庭の中でも、常に中立で、公平に判断しますので、家庭内でのトラブルも起こりにくいです。
