土用の丑の日にうなぎを食べる習慣がありますが、そもそも土用の丑の日とは何なんでしょうか?
とらくん
ウナギを食べる日だね!
「土用」とは?
土用とは「立春/立夏/立秋/立冬の前18日間」のことを言います。
ちょうど季節が移り変わる期間のことですね。
立春/立夏/立秋/立冬は、二十四節季です。四季それぞれのはじまりを示す時期となります。
毘沙門天さん
土用の期間は1年に4回あるんだよ!
「丑の日」とは?
丑の日は、昔の暦で考える必要があります。
昔の暦では、日にちを「子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥・・・」と12周期(十二支)で数えていました。
「丑の日」とは、毎日移り変わる十二支が「丑」に該当する日のことです。
(該当日は、「CASIO 干支カレンダー 高精度計算サイト」で確認できます。)
へびくん
うしくんの日は、有名でうらやましいなぁ・・・
うしくん
♪♪♪
「土用の丑の日」とは?
「土用」と「丑の日」を合わせて考えると、「土用の丑の日」は
「立春/立夏/立秋/立冬の前18日間で、暦が丑に該当する日」のことを言います。
今年2023年の場合、以下の日付が該当します。
季節 | 日付 |
春 | 1月19日、1月31日 |
夏 | 4月25日 |
秋 | 7月30日 |
冬 | 10月22日、11月3日 |
うしくん
ひとつの土用期間の中に2日も「丑の日」があるときもあるよ!!!
土用の丑の日は、うなぎを食べる???
土用期間は、季節が移り変わる期間です。
季節の変わり目は、気温の変化で体調を崩しやすいので、栄養のあるものを食べて、健康でいよう!!!というのが、ウナギを食べる習慣のはじまりです。
なお、ウナギでなくても、「丑(うし)の日」にちなんで、「う」が付く食べ物であれば、なんでもOKです。梅干しや瓜、うどんなど、いろいろありますね。
ウナギを食べ始めたのは、江戸時代からで、ウナギの売上を上げるためのマーケティング手法だったみたいです。江戸時代から商魂たくましいひとがいたんですね。
恵比寿さん
江戸時代から現代まで残ってるから、すごく商売上手な人だったんだね!