ChatGPTの拡張機能に「CodeInterpreter:コードインタープリター」というものがあります。
コードインタープリターを使うと、ChatGPTは、Pythonプログラムの実行を伴うお願いにも応じてくれるようになります。
たとえば、画像を加工するとか、エクセルを加工するようなお願いにも応じてくれます。
このページでは、コードインタープリターの簡単な使い方について、説明しています。
利用するには、ChatGPT-Plusが必要
まず、コードインタープリターを利用するには、有料のChatGPT-Plusが必要です。
もし試してみたい場合は、ChatGPT-Plusにグレードアップしてください。
コードインタープリターを有効化する
まずは、コードインタープリターを使えるように設定します。
「Settings」をクリック
「Beta Features」⇒「Code interpreter」をオン
これで、コードインタープリターを利用できます。
以下のようにGPT-4にカーソルを合わせ「Code Interpreter」を選択すれば、メッセージボックスの中に+ボタンが追加されています。
使い方サンプル(画像を拡大する)
画像をアップロードし、3倍の大きさに加工してみます。
まずは、元の画像をアップロードします。(+ボタンをクリックし、画像を選択)
画像を3倍にするように、指示を書きます。
数秒待ったら、完成します。
ファイルのプロパティを見ても、3倍の大きさに拡大されています。
どんなPythonコードが実行されたかは、「Show work」をクリックすると、見ることができます。
まとめ
コードインタープリターを使う前は、大規模言語モデルにあるデータをもとにした質問への応答が主な機能でした。(Pythonのプログラムコード自体を応答してくれるだけ)
コードインタープリターを使えば、その応答結果をPython実行環境で実行してくれるようになります。
これで、画像加工や動画加工など、Pythonプログラム環境でやれることは、すべて実行できるようになりますので、ChatGPTの利用範囲がさらに高まりました。