キャリアコンサルタント試験に向けて、勉強中です。
理論家が覚えられないので、主要な理論家の特徴をキーワードに絞って、まとめてみることにしました。
このページは、クランボルツさんです。
キーワード
計画的偶発性理論
クランボルツさんは、
人は学習し続ける存在であり、職業選択は学習の結果であって、偶然の出来事を軽視せずに積極的に受け入れることが重要
と提唱しました。
バンデューラさんの社会的学習理論をもとに、キャリアの意思決定・職業選択を理論づけています。
キャリアの意思決定
クランボルツさんは、職業選択などのキャリア意思決定にあたえる要因は、以下4つとしています。
| 要因 | 内容 | 
| 遺伝的・先天的な特性や特別な能力 | 性別、人種、運動能力、身体的外見や障害、知能、能力など自分では変えられないもの | 
| 環境的状況・出来事 | 雇用、労働条件、地理、気候など自分では変えられないもの | 
| 学習経験 | 道具的学習経験:直接経験による学習 連合的学習経験:観察学習 | 
| 課題アプローチスキル (意思決定スキル) | 仕事や課題・問題への取り組み方 | 
計画的偶発性理論
従来では望ましくないと考えられていた「未決定」な状態を、むしろ望ましい状態と捉えた。
キャリア構築は、あらかじめ準備できるものではなく、偶発的なチャンスから生まれる場合もある。そのチャンスを見逃さないようにすることや、変化し続ける環境を持つことも大切であるとしている。
偶然の出来事を自らのキャリアに活かすことが大事で、5つの姿勢(スキル)を持つことが大切であると提唱しています。
| 姿勢(スキル) | 内容 | 
| 好奇心 | 新しいことへの学び | 
| 持続性 | 努力をし続ける | 
| 柔軟性 | 変化を受け入れる | 
| 楽観性 | 達成できると明るい見通しを持つ | 
| 冒険心 | 失敗・行動を恐れない | 
キャリアコンサルタント試験の運営団体

 
											


