前回のChatGPTの使い方に引き続き、OpenAIのWebAPIを使って、Pythonプログラムを作ってみたいと思います。
途中でエラーが出た時もChatGPTに対処法を聞いて、プログラムを完成できました。ChatGPTがプログラミングの先生になってくれますよ。
(目次)
ChatGPTにAPIの使い方を聞いてみた(前回)
前回ページの最後にChatGPTを使ったPythonプログラムの作り方を聞いてみたので、それに沿って、作っていきたいと思います。
そのまま、プログラムを作るとエラーが発生!
教えてもらったプログラムをそのまま書いて実行したら、
AttributeError: module ‘openai_secret_manager’ has no attribute ‘get_services
というエラーが出てしまいました。ChatGPTに聞いてみます。
どうやら、“openai_secret_manager”のバージョンが古いから、アップデートしなければいけないみたいです。
丁寧にコマンドも書いてくれています。
バージョンアップ後、再度、同じエラーが発生。
まずは、指示通りバージョンアップしてみて、実行ログを確認してもらいました。バージョンアップはちゃんとされてる模様です。
ただ、この後、プログラムを実行しても、同じエラーが発生しました。再度聞いてみたところ、別の確認プログラムを実行するよう指示がありました。
確認プログラムを実行したところ、同じエラーでした。ChatGPTに伝えたら、代わりの対処方法を教えてくれました。
ちゃんとAPIから応答が帰ってきました!成功です!ChatGPTも喜んでくれています!
ChatGPTは、プログラムの先生になれる!
今回は、ChatGPTにエラー内容を聞きながら、プログラムを作ってみました。こういったエラー対処は、これまでプログラミングの先生などに聞いて、教えてもらうのが普通でしたが、ChatGPTが丁寧に教えてくれます。
ChatGPTはプログラムの先生になってくれますね!
完成したpythonプログラム
作成したpythonプログラムは以下です。
”取得したAPIキー”は、OpenAIから、APIキーを取得して実行してください。
実行結果として、”The capital of Japan is Tokyo.”と表示されれば成功です。
import openai
openai.api_key = “取得したAPIキー”
model_engine = “text-davinci-002”
prompt = “What is the capital of Japan?”
completions = openai.Completion.create(
engine=model_engine,
prompt=prompt,
max_tokens=50
)answer = completions.choices[0].text.strip()
print(answer)
ChatGPTを使ったサンプルプログラムの作成は以上です。参考になりましたら、幸いです。