このページでは、前回のページ(5大装置の種類と働き)に引き続き、5大装置間での指示命令の流れについて、記載しています。
(目次)
各装置の制御は「制御装置」がすべて担当!
コンピュータ内の各装置は、その名の通り、制御装置(CPU)が担当しています。
コンピュータ内のどんな動きであろうと、制御装置が起点となり、動き方を制御・指示しています。
動作の起点としては、入力装置の場合もありますが、各装置に対して、どのような動きをするのかの制御・指示を行っているのは、あくまで制御装置です。
具体例で考えてみよう!
パソコン内の動きを具体例を使って考えてみましょう。
この例は、マウスでエクセルのアイコンをダブルクリックして、エクセルを起動するときのイメージです。
【1】エクセルのアイコンをダブルクリック
まずは、エクセルのアイコンをダブルクリックします。
【2】CPUがダブルクリックを把握
マウスからCPUに対して、ダブルクリックされた信号が流れ、CPUがその信号を把握します。
【3】エクセルの起動を指示
CPUは、メモリに対して、エクセルを起動するように指示します。
【4】エクセルの読み込み&起動
メモリは、ハードディスク内に保存されたエクセルプログラムを起動します。
【5】CPUがダブルクリックを把握
CPUは、エクセルプログラムが起動できたことを検知します。
【6】エクセルを画面表示するよう指示&表示
CPUは、ディスプレイモニターにエクセルの画面を表示するよう指示し、モニターに表示されます。
まとめ
コンピュータ内の各装置の制御は、制御装置(CPU)が行っている。
次のページでは、主記憶装置(メモリ)の種類について、解説していきます。