陽占の中央、北方、東方、南方、西方に出現する十大主星は、その人の性格を強く表しています。
このページでは「龍高星」が陽占の中のどの場所に現れるかによってどんな違いがあるのかを見ていきます。
基本的な十大主星の位置と性質
十大主星は、現れる位置でそれぞれ違いがあります。
中央は「自分の本質」、北方は「親や目上に見せる顔」、東方は「社会に見せる顔」、南方は「子供や目下に見せる顔」、西方は「家庭に見せる顔」となっています。
この性質を「龍高星」に当てはめると、以下のようになります。
龍高星を持っている人は、個性豊かな生き方ができる人です。誰にも束縛されず、制約も受けず、常識にとらわれず、自分自身の夢とロマンを抱いて生きていくことができます。
常に創造性を持ち、体験学習をすることによって、人生が開けていきます。
中央に「龍高星」がある場合
中央は、「自分自身の本質」を表しています。
中央に龍高星を持つ人は、自由な発想力を持ち、チャレンジ精神旺盛な人です。
常に新しいものに目を向け学んでいけます。しかも、知識だけでなく、実際に体験してみて、学習を進めるため、とても大胆な人です。
芸術・創造・色彩感覚など、内面に秘めているパワーはたくさんありますが、口に出して言う人ではないので、周りからは「何を考えているかわからない人」に映ります。
生きる目的が無いと、放浪人生になるので、生きる目的を早く見つけましょう。
北方に「龍高星」がある場合
北方は、「親や目上に見せる顔」を表しています。
生まれ故郷に縛られることはありませんので、自由にどこへでも行けるタイプです。
先人のやってきたことでもおかしなところがあれば、進んで改革していけます。努力家ではありますが、しっかりとした目的を持っていないと耐えられません。目的さえ持てれば、人生はうまくいきます。
東方に「龍高星」がある場合
東方は、「社会に見せる顔」を表しています。
体制に従うのには不向きですから、サラリーマンには向きません。
ユニークな発想で、自分にしかできない仕事を見つければ、うまくいきます。
南方に「龍高星」がある場合
南方は、「子供や目下に見せる顔」を表しています。
自由きままに創作活動を続けていきたい人です。目的が決まらないと、放浪の人になってしまいますので、何のための創作をするのか目的を早く定めましょう。
西方に「龍高星」がある場合
西方は、「家庭に見せる顔」を表しています。
家の中にいることにイライラするタイプなので、とにかく外に出たい人です。旅行好きの面もあります。
こまめに出歩き、新しいことを見つけることがよいです。趣味や習い事を見つけていくこともよいです。