このページでは、お彼岸の意味を説明しています。
2023年 春のお彼岸はいつ?
2023年 春のお彼岸は、3月18日(土)から3月24日(金)です。
お彼岸の期間は、春分の日(秋は秋分の日)を真ん中の日として、前後3日間と決められています。
2023年の場合は、3月21日(火)が春分の日ですので、その3日前の18日を「彼岸の入り」、3日後の24日を「彼岸の明け」となります。
(注:春分・秋分の日は、国立天文台が地球の運行状況によって毎年設定しますので、毎年同じ日とは限りません。)
とらくん
お彼岸って、春分・秋分と関係があったんだね。知らなかった・・・
そもそも、「お彼岸」って何?
「お彼岸」という言葉は、古代サンスクリット語(古代インド言語)の波羅蜜多(はらみた:paramita(パーラミタ)」を訳した「到彼岸」から生まれた言葉です。
生死を超越した悟りの境地である「彼岸(ひがん)」に到達するという意味になります。
そして、お彼岸期間は、「煩悩に満ちた我々の世界:此岸」と「悟りの世界:彼岸」との距離が最も近くなる期間と考えられています。
また、この期間に仏教修行を行うことで、悟りの境地である「彼岸」に到達することができる、という思想が生まれましたので、昔から、お彼岸期間はお墓参りや法要を行います。
うまくん
少しでもご先祖様に思いが届くように、お彼岸期間は特にお参りしよう!
お彼岸期間にやること(やったら良いこと)
仏壇のお掃除
仏壇があるおうちは、仏壇の掃除をしましょう。
なかなか、仏壇のお掃除をする機会も少ないと思いますので、春分・秋分の年2回でもお掃除すれば、ご先祖様も嬉しく思ってくれますよ。
お墓参り・お墓の掃除
お墓のお掃除とお墓参りに行きましょう。
住んでる家からお墓のある実家が遠くて、なかなか行けない場合は、手を合わせるだけでも、ご先祖様は喜んでくれるはずです。
お供え
ご先祖様が好きだったものをお供えしましょう。
お花や食べ物など、ご先祖様が喜ぶことを考えて、お供えしましょうね。
毘沙門天さん
春彼岸には「ぼた餅(牡丹餅)」、秋彼岸には「おはぎ(御萩)」をお供えする風習があるよ!