今日は2025年3月7日、干支は「乙亥(きのとい、おつぼくのいのしし)」の日です。
この日は「水上寄生の木」とも称され、水辺を漂う草のように、流れの中でもしなやかに生きることが求められる日です。
3月初旬、暦の上では春ですが、まだ肌寒さが残る季節。雪解けが進み、川のせせらぎが日に日に増していくように、私たちの心も新たな流れを作る時期にさしかかっています。今日は「乙亥」の特徴を知り、この日をどう過ごすかを考えていきましょう。
(目次)
乙亥の特徴
干「乙」の意味
「乙」は、草木のようにしなやかで柔軟な性質を持ちます。
- 協調性があり、人との関わりが得意
- 踏まれても耐えられる強さを持つ
- 成長のために人脈を活かす能力が高い
草木は単独では弱くても、群生することでより強く育ちます。乙の人は人と協力しながら進むことで、より大きな成果を得ることができます。
支「亥」の意味
「亥」は、水のエネルギーを持ち、冬の始まりを象徴します。
- 知性と忍耐力を持つ
- 芯が強く、じっくりと物事を進める
- 表面は穏やかでも、内面は粘り強い
亥は水性であり、すべての生命を育む源。この水の力が乙の草木にとって栄養となり、成長を促してくれます。
乙亥の別名「水上寄生の木」
乙亥は「水上寄生の木」とも呼ばれます。これは、流れの中で根を張ることなく生きる水草のような存在を象徴しています。
一見、脆く見えるかもしれませんが、水草はどんな環境でも適応し、柔軟に形を変えながら生きていきます。人と協力しながらも、環境の変化に柔軟に対応することが、この干支の持つ最大の強みです。
乙亥の日をより良く過ごすために
1. 環境に適応しながらも、自分の軸を持つ
乙亥の日は、環境に流されすぎないことが大切です。
水草のように周囲と調和しながらも、自分が大切にしたい価値観や目標を見失わないようにしましょう。
→ やるべきことリストを作成し、優先順位をつける
2. 人間関係を大切にする
乙の特性を活かし、周囲とのつながりを強めるのに最適な日です。
- 同僚や友人とランチを楽しむ
- 家族やパートナーと心を開いて話す
- 久しぶりの人に連絡を取る
→ 協力し合うことで、より良い未来が開けるかもしれません。
3. 水に関することを取り入れる
亥は水のエネルギーを持つため、水と関わることで運気を高めることができます。
- 朝一杯の白湯を飲む
- 入浴をゆっくり楽しむ
- 水辺を散歩する
→ 心と体をリフレッシュさせ、新たなアイデアを生み出しましょう。
4. 物事を長く続ける工夫をする
乙亥は、粘り強く続けることが成功の鍵。
今日始めたことが、未来の自分にとって大きな財産となるかもしれません。
- 日記をつける
- 新しいスキルの勉強を始める
- 健康習慣を意識する
→ 「やり続けること」をテーマに、小さな一歩を踏み出しましょう。
今日の干支を象徴する風景
「穏やかな川面に浮かぶ水草と、それを包み込むように流れる清流」
このイメージは、乙亥が持つ「しなやかさ」「適応力」「流れに乗る力」を表しています。水草は流れのままに揺れ動きながらも、決して折れることはありません。それどころか、水の流れを活かしながら成長していきます。
この絵を通じて、「柔軟に適応しながらも、自分の軸を大切にすることの大切さ」を感じてもらえたらと思います。
おわりに
乙亥の日は、「しなやかさ」と「粘り強さ」を兼ね備えた日。
無理に流れに逆らうのではなく、柔らかく受け入れながら、自分の軸をしっかり持って過ごしてみてください。
今日は周囲との協調を意識しつつ、新たな流れを作る一日にしてみましょう!
本日の干支は、Youtubeでもお話ししております。